痔の手術

手術3日前

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手術3日前、「チャーリー多幸寿」へ

最後の食事になるかもしれないので、おいしいものを食べておこうと思い、沖縄のコザにある「チャーリー多幸寿」にタコスを食べに行きました。

コザのパークアベニューという通りにあり、市民駐車場が無料だったので、そちらに車を止めさせていただき、久しぶりにパークアベニューに行ったが、かなり寂れていた。殆どのお店がシャッターが閉まっており、シャッター通りとなっていた。

しかし、チャーリータコスの前だけ行列が出来ているという不思議な光景でした。

外観、店内はレトロな感じで歴史を感じるインテリアでした。

何か月か前、沖縄の某有名タコスを食べたのですが、タコスの皮がフニャフニャで残念だったのですが、チャーリーのタコスは良い感じのパリパリしっとり感で硬すぎず柔らかすぎず良い感じでした。

具もトマト、レタス、チーズが入っておりミート、チキン、ツナの3種類を選べました。

ソースはドロドロではなくさらっとした水分多めのピリ辛でした。

サイズも大人の男性の手のひらぐらいのサイズで3つ食べたら満腹になってしまいました。

味もおいしく行列ができるのもうなずけました。

手術前日

チャーリータコスを最後に食事を控えて、食べるのはうどんやバナナを食べていました。

翌日は早朝から下剤(モビプレップ)を飲む必要があったので、モビプレップを準備、粉の入ったビニール袋に水を1.5リットル入れて透明になるまで、シャカシャカ振って冷蔵庫に投入。

緩下剤(センノシド)を飲んで21時に就寝しました。

手術当日

いよいよ手術当日、5時に起床した。

下剤は病院で飲むのではなく、自宅で飲んでも構わないという事だったので、自宅を選択しました。

ドンペリドンという錠剤を2つ飲み、いよいよ下剤(モビプレップ)を飲み始める。

飲み方に指示があり、コップ1杯(180mℓ)を10~15分かけて、2回飲む。その後、水を1杯飲むというのを6セット行うとあった。

味は塩分多めのポカリスエットという感じで、不味くはなかった。

残念ながら1セット目では便意が来ず、2セット目へ突入!

2セット目の1杯を飲み終わった頃、急に便意が発生!しかし、腹痛がある訳ではなくお腹がゴロゴロとなるだけだった。

排便すると、まさしく滝のように便が放出され、スカッとした!

2セット目以降は、もう便というよりも飲んだ水分だけが、そのまま出てくるだけで、痔で塞がりかけた肛門からビームのように放出された。

4セット目からは透明な水しか出なかったので、病院へ連絡して確認したところ、下剤は止めてよいという事だったので、念のため5セットまでやっておいた。

11時、いよいよ病院へ

受付を終了し、待合室へ

この時までは、まだ余裕で本を読んだりして過ごしていた。

看護師さんに呼ばれ、患者着に着替えをして下さいと、ロッカールームに案内される。

パンツはお尻に穴の開いた濃いブルーの紙パンツ。なんか肛門がスースーして気持ちが悪かった。

水分補給の点滴をするという事で看護師さんが腕の血管を探すが、私の血管は看護師泣かせの血管のようで、健康診断でも看護師が諦めて手の甲から採血という事が度々あった。

しかし、こちらの看護師さんは頑張って右腕の血管を探して下さり、無事点滴開始!

この時までは、まだ余裕だった。

いよいよ手術!

名前を呼ばれ手術室へ。

手術室はなんか微妙にうんこ臭く、芳香剤で胡麻化している感じだった。

看護師さんたちが一生懸命、黒いくねくねの物体を洗浄していたので、あれが大腸カメラだったのだろう。

ベットに横たわって下さいと言われ、左向きで横たわった。

服をめくられ、お尻の開いたパンツがあらわになった所に看護師さんがゼリーを塗ってくれた。

点滴が鎮静剤に代わり、だんだん意識が遠のいていき、完全に熟睡してしまった!

看護師さんの呼びかけで目を覚ました時!

肛門から激痛が!

まるでプロレスラーが肛門を抓っているかのような激痛!

ベットから待合室の椅子に案内されるが、お尻を付けて座る事ができない!

息をするのもきついぐらい、いつ終わるのか分からない激痛に色々対応しようとしたところ、「これは自分の下半身ではない!」、「この痛みは強いかゆみだ!」と強引に脳みそを騙そうと頑張ってみた。

すると、一瞬だけ脳が騙され痛みが和らいだ。

が、すぐに現実に戻されるというのを延々と繰り返した。

看護師さんが様子を見に来てくれて、痛み止めの点滴を打ってくれたので、この薬が効いてくれれば、この痛みから解放されると信じて失神してしまった!

目が覚めると、まだ痛いがプロレスラーから普通のおじさんが抓っているくらいになっていたが、普通のおじさんでも十分痛い!

先生からの説明

先生は「痛くしてすいません」と全然すいませんって感じじゃなく謝っていたが、「あなたは眠っていたから分からないと思うけど、痛さで大暴れしてたんですよ」と言われてしまった。全く記憶がなく、意識があったらもっと大暴れだっただろうと思ってしまった。

私の内痔核はとても大きくなっていて、既に肛門からはみ出していたらしく、内痔核の根元を小さなゴムで縛り腐らせる術式をやったらしかった。

外痔核もあったが、一緒に処置したら、あまりの激痛に耐えられないだろうと判断したらしく処置は見送ったと仰った。(確かにやったら死んでいただろう)

内痔核は5~6日には腐って便と一緒に排出されるらしい。

先生曰く「普通の人は、5人に4人は翌日には痛みがおさまって、仕事にいけるが、あなたの痔は翌日以降も痛くなるはず、痛かったら痛み止めの点滴打ちにいつでもいらっしゃい」と絶望的な事を仰った!

会計

診察の時に3~5万円かかると言われたが、会計すると1万円くらいで済んだ。

その日の夜

病院から帰って、激痛に耐えながらベットに横たわり昼寝。

寝返りを打とうとする度に肛門に力が入り激痛で目を覚ますというのを何回も繰り返し夕方まで寝た。

あまり食欲も無かったが、薬を飲まないといけなかったので、素うどんと卵にしょうゆをかけた物を食べ、シャワーを浴びて、どうにか椅子に座った。

幸い高価な低反発の穴あきクッションがあったので、助かった。

すると、痛み止めが効いてきたのか全然痛くなくなってきた。

逆に心配になるくらい痛くない。

肛門に軽く力を入れてみても痛くない。

夜の薬が効いてきたのか眠くなってしまったので、就寝。

翌日

6時に起床。

やっぱり痛くない。

痛いといえば痛いが、子供が抓っているくらいなので全然平気!

先生の予想が外れてくれて助かった。

痛み止めの薬が効いてるだけかもしれないので、あまり無理できないが5日後の痔が落ちるのが楽しみ!

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